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週末課題 20 火成岩の組織(3)



 図の火成岩の顕微鏡スケッチは、直径が約2mm、構成鉱物はカンラン石>>輝石>> >>

スピネル(spinel  尖晶石)。無色鉱物、火山ガラスは一切含まれず、完晶質、優黒色(色指数60

以上、SiO<45%)の岩石である。以下の問いに答えよ。



(1)スケッチに示されるこのような火成岩の組織名を答えよ。

(2)カンラン石は鉄カンラン石、マグネシウムカンラン石が混じり合った組成となっている。鉄

 カンラン石、マグネシウムカンラン石の化学式、二種類以上の鉱物成分が混じり合って

できる物質を、鉱物学ではどのように呼ばれているか。

(3)顕微鏡スケッチに示される岩石は、含有SiO2%からどのような岩石に分類されるか。

また、岩石名は何か。

(4)顕微鏡スケッチに示される岩石が、地球の大構造=地殻・マントル・外核・内核のうち、

どこに多量に存在していると考えられているか。



解答】

(1)等粒状組織

(2)鉄カンラン石=Fe2SiO4 、マグネシウムカンラン石=Mg2SiO4

二種類以上の鉱物成分が混じり合ってできる物質=固溶体

(3)超塩基性岩、かんらん岩

(4)マントル












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