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南極大陸に、厚さ1800mの氷河があまねく発達しているものとする。この氷河が全て溶けたとすると、南極大陸は何m上昇するか。ただし、氷河が全て溶けても海面上昇は起こらないものとする。
氷の密度を0.9g/cm３ マントルの密度を3.3g/cm３ として有効数字3桁で答えよ。
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【解答】
No.8アイソスタシーの問題解答のポイント、①「質量＝密度×長さ（深さ）」、②「補償面上の物質の質量は等しい」と、必ず問題文を読んで図を描くことが大事。
Ⅰ氷河が溶ける前の補償面上の質量は、①「質量＝密度×長さ（深さ）」より
氷河＋地殻。これを式に表すと、
0.9g/cm３✕1800m✕10３cm＋地殻－A式
Ⅱ氷河が溶けた後の補償面上の質量は、
地殻＋上昇分のマントル（＝地殻上昇分、Ｘとおく。）。これを式に表すと、地殻＋3.3g/cm３ ✕Ｘ－B式
②「補償面上の物質の質量は等しい」より、
A式＝B式、0.9g/cm３✕1800m＋地殻＝地殻＋3.3g/cm３ ✕Ｘ
Ｘについて解いて、490.9m 答え4.91✕10２m
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