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中国 臥龍 大熊猫(ジャイアントパンダ)繁殖研究所

2006年7月12日に世界遺産に登録された。写真は2006.8. 2008.5.12四川大地震(M=8.0)で大被害を受けいる。臥龍は成都の少し南にある。
弘前公園

弘前では津軽三味線全国大会が30回以上開かれている。三味線?ってギターより何か「下に」見られがちだが演奏される曲をとおして叫ばれる人間の叫びは、rock、jazzに等しく、あるいはそれ以上に感動させられる。
筑波山 大仏岩

日本百名山 標高877m。白亜紀に貫入した塩基性深成岩。鎌倉の大仏様のようには見えないが、左横向きで鎮座されておられるように見える。
東京青梅市 御岳山の神代欅(けやき)

樹齢推定1000年、樹高30m、目通り8.2mとある。御岳山からの眺望は比較的よく、関東平野を越えて筑波山まで見通せた。ここから大岳山に向かった。ある年の1月2日。


17 太陽からのエネルギー供給、熱収支

1 太陽定数(たいようていすう)
太陽定数=「1.5億km離れた太陽からどれくらいの暖かさ、明るさを頂いているか」表した値。

 Cal表示をしたり、W表示をしたり学習指導要領の改正によって変化している。

近年は1.366✕10W/mのW表示のよう。cal表示では2.0cal/cm・min
ひとみちゃんが掲げている1m の平面にだけエネルギーがやってきているのではない。下の

絵のように、太陽光線に垂直なとなりの1m の平面にも、そのとなりの1m2 の平面にも、

そのとなりの1m の平面にも・・・・・。


このことから太陽が宇宙空間に放射しているエネルギー量を計算することが出来ることが分かる。
 
すなわち、

 太陽放射全エネルギー量(1秒あたり)=半径1.5億km(✕1000m)で作った球の面積(m)✕

太陽定数(1.366✕10W/m

 計算しなくても理解できるとおり、太陽放射全エネルギー量は莫大なもの。しかも全くの無料。

明るさと、暖かさ、私たちの命の礎であり神のような存在です。
水星は太陽から約6000kmの距離。莫大なエネルギーが分配される球の面積がきわめて小さく

なるので、水星での太陽定数は極端に大きくなる。太陽に面した水星の表面温度は400℃と言

われる。それ故、灼熱の惑星、水星。

一方、地球より太陽から遠い惑星では太陽定数が小さくなり、常時液体の水が存在できない状

態になり生命の発現が難しくなる。
2 地球全体での熱収支
 どういうことかと言えば、ひとみちゃん(=地球)が100円のお小遣い(太陽からエネルギー)をも

らい(熱収入)、ぴったり100円のお小遣いを使い切っている(熱支出)-ということ。

 従って、地球は一定に温度が保たれている。
 
(しかしCO2による温室効果によって地球の温暖化が問題になっているのは周知のとおり。

2013年5月,CO2濃度が400ppmを越えた。)
 収入=太陽から100のエネルギー

 支出=地表+雲+大気の反射・散乱が34、暖まった地表+大気から66、100円もらって

 100円きちんと使い切っている。

 その結果、地球は全体として暑くも、寒くもならず一定の温度に保たれている。
3 緯度による太陽からの受け取るエネルギー量の違い
下の図を参照。

 地球の自転軸と公転軌道面とは66.6度で交わっている。これが90度であれば、どこでも毎日真東

から太陽が昇り、天頂を通過し、真西に沈み、両極では太陽は1日1回地平線を巡ることになる。
 
地球の自転軸と公転軌道面とは66.6度で交わっているので、1年周期で太陽高度が変化し、それと

ともに受け取るエネルギー量が変化することによって「四季」が生ずる。

 図から分かるように、低緯度地方は太陽光線に高角度で受け取るエネルギーは大きくなり、極~

高緯度地方は太陽光線に低角度で受け取るエネルギーは小さくなることが理解できるだろう。

 一方物体の表面から放射されるエネルギー量の大きさは(E)、物体の表面温度(絶対温度)の4乗

に比例する。低緯度地方、極~高緯度地方の表面温度(絶対温度)はさしたる差はない。従って、地

球表面から放出されるエネルギー量は低緯度地方、極~高緯度地方で余り変わりない。

 以上まとめれば

 ◎入ってくるエネルギー=低緯度地方では大、極~高緯度地方では小

 ◎出て行くエネルギー=低緯度地方、極~高緯度地方で余り変わりない

これを図に書くと以下のようになる。

 図のように緯度37度以北(以南)では、実際のところ太陽からのエネルギーが不足となり、寒冷

化が進んでいるかというとそうではない。大気・海水の大循環によって低緯度地域のエネルギー

が高緯度に輸送されている-ということ。


 大気による熱輸送が海水のそれの2倍にもなっていることは重要。



energy:活力、活気、register:登録する、park:公園、be impressed with (by)~:~に感動する、

~に印象を受ける、fixed number:定数、indication:表示 (indicate(v(動詞))、plane:平面、

space:宇宙、planet:惑星、discover:発見する (discovery(n(名詞)))、income:収入、

(expenditure:支出)、the green house effect:温室効果、reflection:反射、scatter:散乱する、

pass:通過する、通過、峠、season:季節、district(area):地方、important:重要な(importance(n))


ここまでの単語数、398語












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