次の文の(1)~(13)に適語を入れよ。
地震波には2種類あって、1つは第一に到着する波ということで(1)波と名付けられている。この波は、媒質の振動方向が波の進行方向と平行な(2)波で、固体、(3)、(4)を伝播する。その速度は(5)~(6)km/sである。
2つめは第二に到着する波ということで(7)波と名付けられ、媒質の振動方向が波の進行方向と垂直な(8)波で、(9)だけを伝播する。その速度は(10)~(11)km/sである。観測地点に第一に到着する(1)波と、第二に到着する(2)波の到着時間の差を(12)または(12)’という。(1)波と(2)波の速度、(12)から震源までのおよその距離を求めることが可能で、これを(13)公式という。
Q 下の地震記録から、震源までのおよその距離を有効数字2桁で求めよ。
ただし、Vp=6.0km/s、Vs=3.5km/sとする。
【解説・解答】
(1)=P波、(2)=縦、(3)=液体・気体、(4)=気体・液体、(5)=5、(6)=7、(7)=S波、(8)=横、
(9)=固体、(10)=3、(11)=4、(12)=初期微動継続時間、または(12)'=P-S時、(13)=大森
Q
震源までのおよその距離をDとすると、大森公式は
D= vp・vs・T/(vp-vs)
と表される。
D=6.0km/s×Vs=3.5km/s×10s(6.0km/s-3.5km/s)
=84km
Ans.84km